こんにちは。高槻あさです。
本日は今から５年程前に、初めて高級下着を購入した時のエピソードを書いていきたいと思います。
その高級下着とは、日本の下着メーカー『ワコール』が展開する、ゴージャスでセクシーなデザインが特徴の『サルート』です。
ワコールの下着に興味のある方、サルートについて詳しく知りたいという方、今より少し良い下着を身に着けたいと思っている方々に参考になると思いますので是非お読みいただけますと幸いです。
▼HPも素敵やん…
サルート購入のきっかけ
思い出してみると、幼い頃から下着が好きだったように思います。
母の通販カタログの中でも食い入るように見ていた記憶があって、それはおそらく下着がプリンセスのようなドレスをイメージさせるだったからかもしれません。ふわふわなお姫様のようなパステルカラーもあれば、鋭く強いクイーンのようなビビットカラーもある。刺繍やフリルが存分にあしらわれているのはまさにドレスのよう。いつか自分も大人になったら…と夢見ていた気がしますが、大人になった頃には髪やらコスメやら服やらジュエリーやらと外見を着飾るものを優先しまくって下着は二の次三の次の存在。気づいた時にはもう30歳となり、ふとした瞬間「もういい歳だし、そろそろいい下着を付けた方がいいのでは…？」「見えないところまで気をつけてこそ大人の女性じゃない？」「イイ女感を出したい！」「こんなくたびれた下着はもうイヤ！」と発作(！)が起き、居ても立っても居られなくなり早速ワコールの専門店に電話して来店予約してみました。イオンや百貨店の中にもワコールは入っているけれど専門店の方を選びました。私はこれまで店員さんにちゃんとサイズを測ってもらったことは無く(自分でメジャーで適当に測ってた)、不安な部分もあったので他のお客さんで混みいっているところより、落ち着いたイメージのある専門店の方が良いと思ったのです。また、折角行っても他のお客さんで忙しくて対応してもらえなかった、ということがないように念のため来店予約をした次第です。
ワコール訪問
約束した日時に、おそるおそる店内へ入ると、他のお客さんが1組居て、店員さんはおひとりのようでそのお客さんに対応中だったので店内を見て待つことに。お店の外見の印象よりも多くの商品があって少し驚きました。そして、私みたいな下着レベル1みたいなヤツが見ても一目で分かるほど仕立てが良い高級下着がディスプレイされていてとってもときめきました…✨とくにキャミソールやスリップが圧巻で、こういうの着てみたいなぁと思ったけど、私は超がつくほどの貧乳で上半身が貧相(下半身には肉がつく)な体型なのでこれは似合わないだろうな、似合う体型の方が本当に羨ましいな、と思っていました。だから私はこの中でも安めなもので充分。安めと言っても天下のワコール様なので私の今の下着よりは値段も品質も比べものにならないほど高いし。
そんなことを考えているうちに、他のお客さんがお帰りになり、電話で対応してくださった店員さんが登場。「来店予約のお電話をしてくださるお客様はなかなかいらっしゃらないから、すごくちゃんとした方だなと思いました」と言われ、少し照れながらも「自分のサイズもよく分からない状態なのですが、もう30歳なのでそろそろ良い下着を身に付けく、お電話しました。ご相談にのっていただけると有り難いです」と話したところ、いくつか店員さんが私の好みに合いそうな下着を見繕ってくれることに。ウキウキしながら待っていた私に店員さんが一発目から持ってきたのは、なんと・・・
ブラ１つ1万円超え！
ワコール界、いや下着界の女王サルート
だったのです！！
しかし、この時の私はまだサルートについて無知。初めての出会いです。
サルートとのご対面
確かに良い下着が欲しいって言ったけど、それは私がこれまで上下セットで2,000円程の下着を身に付けていたからであって、いきなり10倍するものを持ってくるなんてどんだけ〜！？と思ったけどそもそも自分がわざわざ来店予約の電話まで入れて気合い入ってます感を出してしまったのも理由の一つです。この空気を読まず「ちょっと高いな〜…もっと安いのありませんか？」と言うのははどうしてもできなくて、「……わ〜っ！素敵〜！良いですね♡」と返し、言われるがままに上半身裸になって、貧乳をさらけ出し、サイズを測って、試着することになりました。さっき会ったばかりの人に裸になっていきなり自分のパーソナルな部分(しかもコンプレックス)を見せて、その光景を自分も鏡で見るという状況はなんだか恥ずかしい気がしました。けれどこれこそが「恥ずかしいと思っていることが恥ずかしい」のだと、自分を律し平然な顔をしてされるがままにされていました。エステや脱毛もそうですけど、店員さんはプロで、慣れているというかもはや当たり前ですからね。こちら客側は安心して身を委ねて良いと思います。「わ！すっっごい貧乳ですね！」なんて言われることはありませんから。
サルート試着
さて、ブラを最初試着してみたところ、「なんかカポカポしていて…大きくない？」「それでいて結構アンダーきつくない？ホックぎちぎちじゃない？」と思いました。しかしそこからワコール店員さんの神技発動！☆私の背中から、お腹から、脇から、もうありとあらゆるところからの肉を集めてブラの中にぎゅぎゅっと入れ込んでいきました！！出来上がった姿を見るとなんと！！
人生初の谷間が出来ていたのです！！！！！
これにはもう驚きました。最初カポカポしていたのもホックぎちぎちだったのも納得。最終形態がこれだったとは。「貧乳貧乳と思ってたけどわたしって実は巨乳だった？笑笑笑」と思うまで舞い上がってしまいました。
はい、そして悩む間もなくサルートを購入することを決めました！
巨乳になった自分自身に惚れそうになったから、というだけではなく、サルートそれ自体も本当に素敵だったんです。
サルートの魅力
お店に来るまでサルートの存在を知らなかったので、世の中にはこんなにも甘美で華麗な下着があるんだ！とそれはそれは衝撃でした。サルートはコレクションごとにテーマがあってその世界観がどれも女心をくすぐる、ときめかせる。これはこの値段します。激しく納得。
「下着に諭吉！？」(※この頃は諭吉だった)と思っていた私が結果こんなにも大人買いしてしまったのは、店員さんが私の貧乳を目の当たりにしてもフツーにサルートを提案してくれたのが心の中では嬉しかったからかもしれません。こんな私でも、サルートを身に付ける価値があるんだよって思わせてもらったような。(本当のところはわかりませんが)
やっぱり合計額はインパクトがあって、お会計時はちょっと変な動悸がしたけど、「高額な下着を買えちゃったワタシ♪」と気分を上げることで自分を保ちました。
サルートを購入しての感想
あの時に購入したサルート様は今もなお現役。どうしても妊娠中や産後は身に付けられない時期もあったけど、今は体型も戻り着用できています。実際着用しながら生活して思ったのは、やっぱり、
「めちゃめちゃ胸が大きく見えるー！巨乳になっちゃったー！！♡」
ということです。貧乳だったからボディラインがはっきりしたぴたっとしたニット(いわゆるモテニット)は自ら「自分貧乳です！」とアピールしているようなものなのでこれまでは避けがちだったけれど、これを機に挑戦できるようになりました。
ただ、サルートは芸術的なレースと刺繍がその特徴なのでそのままぴたニットを着るとボコボコしてしまったりする可能性も。下着のことや女性のことをあまり知らない男性、そしてエロいことばっかり考えている男性が「あれって乳首立ってんじゃね！？ノーブラ！？！？」とか騒いだりするのはまさにコレですね。
なのでそういった服を着る時はサルートのキャミソールやスリップはお休みして、胸の部分が厚手になった他のキャミソールを着ています。そうするとブラはサルートのまま身につけていても大丈夫。
あとは姿勢も心なしか良くなったというか、「サルート着て猫背はサルートが泣くわ」という思いになり、多少シャンッとするようになるのでその点も良かったです。
サルートのお手入れ方法は？
最初はテンション上がって専用の洗剤も買って丁寧に手洗いして大切に大切にお手入れしていたけれど、もともと面倒くさがり&ガサツな性格なこともあり、その生活に無理が生じ、今や洗濯機の通常モードでガシガシ洗いギュッギュッとミッチミチに脱水しています。(さすがにネットには入れていますよ！)多少は崩れたかもしれないけれどさすがサルート女王。そんな過酷な状況下でも変わらず凛としていらっしゃいます。下着の買い替えの目安は1〜2年程度と言われているけれど私は敬意を表して不都合が生じるまでまだまだ使用していきたいと思っています。まだまだ全然余裕だけれどサルートが私の任務を終え退くこととなった時のことも考えます。これからはもう少し経済的なものにしようかなぁ、お手入れがラクで丈夫で洗濯機で雑に洗ってしまっても罪悪感のない下着を検討するかなぁ。など思ってしまうのですがネットで他の方のサルートレビューを見ても、私が感じたバストメイキング力の高さやそのデザイン性、着用時の高揚感が別格なことは他の方もおっしゃっていて、やっぱり次もサルートにしちゃいそうです。それくらい魅力的な下着でした。
ちなみに、専用洗剤はこちらです▼
お仕事で気合いを入れたい時や、彼氏や旦那さんとの特別な夜などの勝負下着にするのも良いですね。本当に勝負できます、勝ちですよ勝ち。気になった方は是非一度お店に行って試着してみてください。感動体験が待っていますよ。
他に今気になっている下着はカルバンクライン。付けるのもお手入れもラクそうなんだけどどうなんだろう。(結局ラクに走りたがる)日本のブランドのほうが日本人の体型に合っているのかな。
とにかく、一生に一度でもサルートを経験してみて良かったです。新しい世界を知ることができて本当に貴重な経験でした。あと今後「自分はサルートを着用していた女」だと胸を張って言えるのも大きいです。(誰に言う？)
ご清覧、ありがとうございました♪
高槻あさ
